こんにちは、転勤族×Webライターのはつみんです!
ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
引越しって、大きな家具の移動や手続きだけでも十分すぎるくらいバタバタ。
でも実は、暮らしの中にある「地味に困ること」こそがじわじわストレスになったりしませんか?
私は転勤族になって初めての引越しで、「えっ、ここってどうするの?」の連続でした。
荷解きが終わっても落ち着けない。
ちょっとしたことで生活リズムが崩れる。
そして何より、「これって、他の人も困ってるのかな?」とモヤモヤすることも……!
この記事では、転勤族として実際に経験してきた「地味に困ったこと」の中から30個厳選してご紹介します。
どれもちょっとしたエピソードと、少しだけラクにする小さな工夫も添えています。
初めての転勤で戸惑っているあなたが、「私だけじゃないんだ」と思えるきっかけになればうれしいです。
引越し直後の生活インフラ困った編

引越し初日。
無事に荷物は届いても、すぐに快適な生活がスタートするわけじゃないんですよね。
「ネットがつながらない」「水の味が変」「テレビの設定がわからない」…。
暮らしのベースになる「ライフライン周り」で、意外とつまずくことが多いものです。
ここでは、転勤族として何度も引っ越しを経験した私が「引越し直後に本気で困ったこと」を5つご紹介します。
どれもちょっとした工夫で乗り切れることばかりなので、焦らず、ゆっくり整えていきましょう◎
ゴミ出しルールが地域で違いすぎて混乱
引越し先でまず最初に戸惑うのが「ごみの出し方問題」。
可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ…分別方法も出す曜日も、地域によって本当にバラバラ。
中には、「プラごみは毎週水曜の朝7時半まで」「透明な指定袋のみ使用」など、細かいルールがびっしりの場所も。
慌てて回収されていないごみ袋を引っ込めた経験…ありますよね!?
- 引越し前に市のホームページでごみの出し方PDFをダウンロード(もしくは住所変更時に役所でゲット)
- 引越し後すぐに「ごみ出しカレンダー」を冷蔵庫に貼る
- 指定袋がある地域なら、新居に到着する前に近くのスーパーやドラッグストアで一気に買いそろえておく
テレビのチャンネル設定がわからない
引越し先でテレビをつけたら、画面に映るのは砂嵐…。
「え?配線ちゃんとつなげたよね?」と焦りつつ、チャンネル設定を初期化してやり直し。
地域によってキー局(テレビ局の番号や名称)が全然違うから、たとえば「4チャンって日テレじゃないの!?」みたいにプチパニックになることも。
チャンネル探しで親が泣きそうになったことも…あるある!
自分や子どもの好きな番組の時間が違ったりとかも…
- テレビの設定画面から「地域(都道府県)設定」を確認&再スキャン
- 地元局のチャンネル表はスマホで検索 or ケーブルテレビの紙ガイドを活用
- よく見る番組の局名を紙にメモして、リモコン横に貼っておくと混乱しにくい◎
電気・ガス・水道の契約がスムーズにいかず不便
引越し当日、「やっと荷物入った~!とりあえずお茶でも…」と思ったら、
電気がつかない、水が出ない、ガスが通ってない…!? なんてこと、ありませんか?
特にガスは開栓に立ち会いが必要なことが多くて、日程を忘れていると「今日、お風呂入れない問題」発生!
真冬だったら、涙目案件です。
- 引越し1週間前までに「電気・ガス・水道」すべての開通連絡を済ませる
- ガスは立ち会いの有無を必ず確認(特に都市ガスは要注意!)
- 開通日と契約先の連絡先を手帳やスマホにメモしておく(メモ用紙は無くす恐れが…!)
水の味・水圧・シャワーの温度に違和感
引越しをするといろんな違和感がありますが、中でも水の感覚へのそれはかなり大きい気がします。
コップに注いだ水を飲んで、「あれ?ちょっと臭う?」
シャワーを浴びて「水圧、弱っ!」
蛇口からお湯を出してもいつまでも水のまま…。
住んでいた地域や物件によって水質も水圧も給湯のクセも違うから、慣れるまでストレスになることもあります。
- 飲み水や料理用には浄水器・浄水ポットを用意しておくと安心
- シャワーの水圧は、シャワーヘッドで改善できることも◎
- 給湯器の温度はこまめに調整。40℃基準+実際に手でチェックを忘れずに!
ネットの開通が遅れて在宅ワークがストップ
私は在宅ワークのWebライターをしているため、ネット環境は欠かせません。
それなのに、引越し後の工事日が思ったより先になってしまい、しばらくWi-Fiが使えない生活になってしまったことも…。
リサーチも納品も全部オンラインなのに、ネットにつながらない…!
スマホのテザリング(スマホのネットワークをパソコンにつなぐシステム)もギガ制限でヒヤヒヤ。
家の中にいるのに「ネット難民」状態は、本当に困りました。
在宅ワークでなくても、Wi-Fiが使えないと
- スマホのギガ数が嵩んでしまったり
- YouTubeやNetflixなどのサービスを使いにくかったり
- 子どものゲームに影響が出たり
…と不便な場面も多いですよね。
引越しから何週間も後になることってよくあるかも!
- 引越し前にネットの契約手続きを済ませ、工事日を最速で予約しておく
- スマホのテザリングやポケットWi-Fiを一時的な代替手段として準備
- ネットが不安な期間は、事前に納期をずらす・作業ボリュームを調整しておくと安心◎
地域ルール&ご近所づきあい編

引越してすぐのタイミングって、どうしても「ご近所の空気感」が読めないんですよね。
「挨拶ってどこまでする?」「町内会って入るの?」「足音とか気にしたほうがいい?」
そんな正解のないルールに戸惑いながら、ひとつひとつ手探りで生活を始めるのもまた、転勤族あるある。
地域や住まいによって、ルールも温度感もまったく違うからこそ、「私だけ変なことしてないかな…?」って、つい気を張りすぎて疲れてしまうことも。
ここでは、私が実際に困ったご近所&地域ルールにまつわる「あるある」を5つご紹介します。
挨拶の範囲やタイミングが読めない
引越し初日の最初の壁、それがご近所への挨拶。
- 隣と上下階だけでいい?それとも、角まで回る?
- 手土産は必要?タオル?菓子折り?
- 何個用意すればいいの?
ネットで調べてもいろんな意見があって、「結局、うちはどうすればいいの?」問題に直面します。
- 挨拶の目安は「両隣+上下階」が定番
- 不在なら無理せずメモを添えてポストIN、または後日に再訪でもOK
- たとえば「初日に出会えた人だけに声をかける」など、自分の中にルールを決めておく
挨拶に何を持っていったらいいか悩む
引越しの挨拶でもうひとつ悩むことといえば、「何を持っていけばいいの?」問題。
タオル?お菓子?それとも日用品?
ネットで調べてもさまざまな意見があるものの「これが正解!」ってものがなくて、準備できないまま時間ばっかり過ぎていくんですよね…。
馴染みのないものを渡して、気を遣わせてしまったな…。
お米は渡す人を選ばないので安心して選べます。
消耗品のラップは「あって困らないもの」。
ラッピングしてもらえるサービスで「きちんと感」を出すのもいいですね。
- 迷ったら「名入れなしの実用的なもの」が無難。(例:キッチンスポンジ、サランラップ、地域の有料ゴミ袋など)
- 金額は300円〜500円程度でOK。高すぎると気を使わせるかも
- 自分が気に入っている日用品を「おすそわけ感覚」で選ぶと自然◎
- 袋に入れたまま、手書きの一言メモを添えるだけでも丁寧な印象に
自治会・町内会の入り方がわからない
引越して少し落ち着いたころにやってくるのが、「自治会って入るべきなの?」問題。
ポストに「加入のご案内」や「集金のお知らせ」が入っていたり、掲示板に会費の振込先が書いてあったり…。
でも誰からも何も説明されないから、どうしていいか全然わからない!
だからとりあえず入っちゃうかな。
- 加入は基本的に「任意」のところが多い。強制ではないことがほとんど
- 不安なときは管理会社や不動産屋さんに「皆さんどうされてますか?」と聞いてみる
- 掲示板やポストの案内はこまめにチェックして、必要なら連絡先に電話して相談OK!
生活音(足音・子どもの声)に気を使いすぎて疲れる
新しい住まいに引っ越すと、「音の出し方」が急に気になるもの。
とくに集合住宅だと、「足音うるさくないかな?」「子どもの声、響いてる?」と気をつかいすぎて、
自分の家なのにリラックスできない状態になってしまうことも…。
引っ越してきたばかりなのに疲れ果てました!
- まずは床に防音マットを敷くなど、できる対策だけやっておく
- それでも心配なときは「ご迷惑おかけしてたらすみません」と軽く一声かけておくと安心◎
- ずっと気を張り続けないこと!「お互いさま」の気持ちで、がんばりすぎないでOK
マンションの掲示板が謎すぎて読み込んでしまう
集合住宅に引っ越すと、エントランス近くにある掲示板にびっくり。
「管理組合より」「お知らせ」「町内清掃日」など、紙が何枚も貼られていて、
どれが自分に関係あるのか、どこまで読めばいいのか…情報量の多さに軽くパニックです。
- 掲示板は週1ペースでチェック。「最近貼られたもの」だけ意識して読めばOK
- 内容がわかりにくいときは、管理会社に聞いても全然大丈夫◎
- 写真を撮ってあとでじっくり読むのもひとつの方法。「すぐ理解しなくちゃ」は手放してOK
買い物・日用品での戸惑い編

新しい土地に来て最初に頼るのが、スーパーやドラッグストアなどの「生活に直結するお店」。
でもいざ行ってみると、いつもと勝手が違いすぎて買い物がスムーズにいかないことも。
- どこに何があるのかわからない
- カーテンのサイズが合わない
- 洗剤の泡立ちが違う?
こんなちょっとした違いでも、積み重なると地味にストレスになるものです。
ここでは、私が実際に戸惑いを感じた買い物や日用品まわりの困りごとをご紹介します。
スーパーの配置が全然違って買い物が進まない
引越し先でスーパーに行ったら、まず戸惑うのが売り場の配置。
いつも通ってたお店なら「玉ねぎの隣ににんじん」「牛乳は入口の奥」と身体が覚えていたのに、
新しいお店では「何がどこにあるのかわからない!」で、ぐるぐる店内をさまようことに…。
いつものお店と同じスーパーでも店舗が違うだけで戸惑ってしまう私にとっては、新しいお店はなかなか難易度が高いものです。
買い物がプチ迷子状態に…
売り場の配置も未知すぎて「あれ?ここさっきも通ったかも」って戸惑うんだよね。
- 最初の数回は「見学のつもり」で余裕のある時間にゆっくり回る
- よく使う商品(牛乳、卵、パン、豆腐など)の位置だけでもメモしておくと時短に◎
- 複数のスーパーがあるなら、品揃えや導線の好みで「お気に入り」を早めに決めるのもアリ!
カーテンのサイズが合わずに買い直し
引越し先でまず困る家具まわりの代表格、それがカーテン問題。
「今まで使ってたやつをそのままつけよう」と思ったら、
長さが足りない!幅が余る!レールの仕様が違う!と、まさかの買い直し決定…。
今までの引越しで、数えるのも嫌になるくらいたくさんのカーテンを買い替えてきました…。
最強だなって思ったのがIKEAのカーテンでした!長さ250cmあるから、たいていの物件で使えますよ。
- 引越し前に内見できるなら「カーテンレールの高さと幅」を計測し、必ずメモを取る(間取り図に位置ごとに書き込むのがおすすめ)
- 難しい場合は、入居初日はとりあえず目隠し用の布や突っ張り棒を仮設置して急場をしのぐ
- 見た目は悪いけれど、ちょっと長めのカーテンを用意して使い回す
水道の水質で洗剤の泡立ちが変わる
引越してしばらくしてから気づく「なんか洗剤の泡立ちが悪い?」という違和感。
実はこれ、水道水の硬度(ミネラル成分の多さ)が関係しています。
水質によって、同じ洗剤でも泡立ちやすさやすすぎの回数が変わるんです。
今までは硬水寄りのエリアに住んでいたらしく、納得!
お住まいの地域の水質はこちらのマップが参考になります!
- 食器洗いは泡立ちより「汚れ落ち」を重視することで対応OK
- 洗濯洗剤は「地域の水質に合ったタイプ」を選ぶと仕上がり◎(お店で聞くのもアリ)
- 洗濯槽に泡が残りやすいときは、すすぎ回数を1回増やすのもおすすめ

お店のポイントカード、地域限定で使えなくなる
引越し前に貯めていたポイントが、引越し先では使えない…。
意外とダメージが大きいのが、スーパーやドラッグストアのポイントカード問題です。
「えっ、同じチェーンなのに!?」「同じ名前の店なのにこっちは別会社…?」とびっくりすることも。
1万ポイントくらい貯まってたので、子どものゲームソフトやキッチンアイテムへと贅沢に引き換えてきました!
レジで初めて知るとショック大きいよね…
- 引越し前の地域でしか使えないポイントカードは、早めにポイントを使い切る
- レジ周辺のチラシやポスターで、ポイントカードを使えるか確認する
- 全国共通の「楽天ポイント」「dポイント」など、使える場所が多いカードのお店を選んで使うと便利!
レジ袋が有料か無料かが店によって違いすぎる
全国的にレジ袋の有料化が進んでいるものの、お店ごとにルールがバラバラなのも戸惑うポイント。
- このドラッグストアは無料だったのに、あっちは3円…
- スーパーは有料だけど、ホームセンターはくれる
など、地域や業種によって対応が本当にまちまちです。
- マイバッグを常に2〜3枚、車やバッグに常備しておく
- 新しい店で買い物する前に、袋の有料・無料を確認する習慣をつけておく
- 忘れがちなときは、折りたたみのエコバッグを財布と一緒にしておくと◎
子ども・家族関係の困りごと編

引越しは、大人にとっても大きな環境の変化ですが、それは子どもたちにとっても同じこと。
学校のルールがまったく違ったり、通学路に不安を感じたり、知らない土地で新しい習い事を探したり…。
さらに、家族間でのストレスの感じ方や向き合い方にも差が出てきて、「私ばっかり気を使ってる?」とモヤモヤすることもあるかもしれません。
ここでは、転勤族としての暮らしの中で実際に経験した、「家族にまつわる困りごと」を5つピックアップ。
子どもとの向き合い方や、家族内のバランスに悩んでいる方の参考になればうれしいです。
小学校のルールが地域で違いすぎる
引越し先の小学校に子どもが通い始めて、まず驚くのが「学校ルールの違い」。
同じ日本なのに、どうしてここまで違うの!?と感じることも多々あります。
たとえば…
- ランドセルは「自由」なのに、なぜか黒か赤の多い地域だった
- 通学帽は家に持ち帰って洗ってもOK/NGの違い
- 水筒はお茶限定、スポーツドリンクNG
- 運動会が春開催だったり、秋だったり
- 登校時間がやたら早い
などなど、最初は戸惑いの連続。
- 防災頭巾が不要(子どもの頃から教室の椅子に常備が当たり前だと思ってた!)
- お道具箱を使わない(学校指定の収納ボックスを使用)
- 手提げバッグがいらない(気合い入れて手作りしたのに、数年しか使わずお蔵入り…)
- 学区が広すぎる(電車でひと駅分まるまる学区!人口が少ない地域だからかも)
- 新しい学校に通う前に、「生活のしおり」などの学校からの資料をくまなく確認
- 不明点は「ママ友」や「子ども本人」に聞くと現場感がわかることも(ママ友がいない場合は先生に確認すれば安心!)
- 前の学校と違う部分は「今の学校ルールなんだね」と家族で受け止め直す姿勢も大切◎
(子どもが混乱しないように、家でのフォローも忘れずに)
登下校ルートが不安でそわそわする
引越し直後、子どもがひとりで登下校する姿を見送るのって、親としてはすごく不安なもの。
- この道で本当に合ってる?
- 車の通りが多いけど大丈夫?
- お友だちと一緒に行けてるかな…?
子どもは意外とすぐ慣れるけど、親のほうがそわそわして落ち着かない…なんてこともありますよね。
転校前は信号のないルートだったので、割と大きい通りを赤信号で普通に渡っている姿を見て驚愕!(たまたまベランダから発見)
さすがに、帰ってきてすぐに雷落としました…!生きててよかったd
え、誰について行けばいいの…?ってなった!
- 学校から配布される「通学路マップ」は、必ず事前にチェックして子どもと一緒に歩いてみる
- 通学路の危険ポイント(信号なし横断・交通量が多い道など)は事前にすり合わせ
- 「今日はこういう道通ったよ~」と子どもと日々会話して、様子を聞きながら安心を積み重ねていく
子どもが方言を覚えて帰ってきてビックリ
引越しからしばらくすると、子どもが帰宅後に話す言葉に「あれっ?」と驚く瞬間が…。
その地域特有の方言を自然に使っている姿に、なんだかほっこりしつつ、ちょっぴり複雑な気持ちになることも。
- 方言は「新しい土地に馴染もうとしているサイン」と思ってあたたかく見守る
- 意味がわからないときは一緒に調べてみると、親も方言を覚えられる
- 地元の言葉を覚えることで、学校やお友だちとの関係がスムーズになることも◎
家族間でのストレス温度差がある
引越しって、家族みんなにとって大きなイベント。
でも、その「ストレスの感じ方」って意外とバラバラだったりするんですよね。
「夫は新しい仕事にワクワク」「子どもは新しい友達ができてごきげん」
なのに、自分だけなんだかモヤモヤ…。
なんか置いてけぼり感…
- 自分だけが取り残されたように感じたら、「新しい暮らしに慣れるまでの時間差」と割り切ってみる
- 無理に合わせようとせず、自分のペースで整える時間を意識的に確保
- 感情を言葉にして、家族に少しだけシェアしてみると気持ちが軽くなることも◎

習い事選びに苦戦する
新しい土地での暮らしが少し落ち着いてくると、次に考え始めるのが「子どもの習い事どうしよう?」問題。
でも、土地勘もなく、周囲に知り合いも少ない中で、情報収集から申し込みまでを一からやるのは、正直ハードルが高い…。
情報ゼロのスタートってほんと大変!
我が家の習い事探しはちょうどコロナ禍だったのもあって、オンラインでプログラミングを習わせることに決めました。
ゲームを自分で作れるのが楽しそうで、結果オーライ!
- まずは学校のプリントや掲示板で情報収集(地元の教室や団体が載っていることも多い)
- 1回の体験で決めようとせず、「3回まで体験する」と気楽な目安を決めておくと◎
- 無理に外に出なくても「オンライン」という選択肢もある
家の中の「なんかしっくりこない」編

引越し先での生活がスタートし、家具も家電もひと通りそろって一見落ち着いたように見えても、
ふとした瞬間に感じる「なんかしっくりこない…」という違和感。
たとえば、
- 家具の配置がうまくいかない
- コンセントが使いにくい
- エアコンの効きが悪い
など、住んでみて初めて気づくプチ不満が積み重なると、快適さに影響してしまうことも。
ここでは、私が実際に体験した「地味だけどストレスになる」家の中の困りごとをご紹介します。

間取りが変わって家具がしっくりこない
引越し直後、配置した家具の位置に違和感を抱いたことはありませんか?
前の家ではちょうどよく収まっていた家具たちが、新しい間取りにはうまくフィットしない。
リビングが縦長だったり、ダイニングの一角に柱があったり…。
「暮らすスペースがある=家具が置ける」じゃないんだと実感させられます。
目立つし、部屋のバランスがおかしく見えてショックだったなぁ。
どう置いてもしっくりこないから、思い切ってソファを手放すことに!
リビングを広々使えて、床座生活も悪くないなと思っています。
ちなみに、ソファを手放した後は座椅子を取り入れてみました。
次の引越しの荷造りがミニマルにまとまりそうな予感がしています!
こちらの「グレージュ」を愛用中です!
- まずは家具が主役じゃなく「動線が主役」でレイアウトを考える
- 大物家具は無理に収めようとせず、一時的に別部屋に避難して「仮の暮らし」で様子を見る
- 今後の引越しも考慮して、伸縮型やモジュール型の家具に買い替えるのもひとつの手
- 思い切って「これを機に手放す」のも。フリマアプリや買取を活用するとスッキリ
コンセントの位置が絶妙に使いにくい
引越し先の部屋で、毎回地味に困るのが「コンセントの位置」。
- 使いたい場所にない…
- 家具の後ろにあってさせない…
- 数が足りない…
と、暮らしてみてから気づく「生活動線とコンセントのミスマッチ」に悩まされることが多いです。
めちゃくちゃ延長コードだらけの部屋になったよ…
- 延長コードや電源タップで「届かない問題」を解決(見た目は隠せるケース付きが◎)
- 充電などで使用頻度が高い場所には、USBポート付きの電源タップがあると便利
- 内見時にコンセントの位置を間取り図に書き込んでおくと、引越し前でも生活の想像がしやすい
エアコンの位置が微妙で効きにくい
新居選びで確認するのが「エアコンの有無」。
でも、設置されている場所が「そこ!?」と突っ込みたくなる配置って、意外と多いんですよね。
- 部屋の端すぎて全体に風が届かない
- ベッドやソファに直接風が当たって寒い・乾燥する
- ドアの真上で、出入りするたびに効きがリセットされる
こんな「惜しい配置」に、引っ越すたびに悩まされています…。
夏なのに汗だくでご飯作ってる…
- サーキュレーターや扇風機を併用して空気の流れをコントロール
- ベッドやソファの配置を工夫して、直風を避ける(どうしても難しい場合は風よけボードも検討)
- 冬は逆に温風が床まで届かないことがあるので、足元用のヒーターなどもあると快適◎
キッチンの作業スペースが狭くて料理がしづらい
「広さなんて気にしてなかったけど…」と気づくのは、実際に料理を始めてから。
新居のキッチン、まな板を置くスペースすらギリギリ…というのもよくあります。
- 調理台が狭い
- シンクやコンロの間が遠すぎる or 近すぎる
- 食材や調理器具を置く場所がなくて何度も往復
ちょっとの違いなんですが、毎日のことだからこそ地味にストレスに…。
- シンク上に置ける作業台(伸縮式のラックなど)でスペースを確保
- キッチンワゴンやカートを使って「第二の作業台」をつくる
- よく使う道具や調味料は壁に吊るして、省スペース&時短に
- 思い切って水切りカゴを手放してみる
まな板スペースをちょっと増やせるだけでも、ストレスが相当違うものです。
収納スペースが足りない・多すぎる
引越してすぐは「ここに何を入れよう?」とワクワクしていた収納スペースも、
実際に荷ほどきを始めると「あれ?入らない…」もしくは「何入れたらいいの?」のどちらかに。
- 収納が少なすぎて、荷物が収まりきらない
- 逆に多すぎて、どこに何を入れたか分からなくなる
そんな「ちょうどよさ」の難しさに直面するのも、引越しあるある。
- 「よく使うもの」は取り出しやすい位置に、「たまに使うもの」は高所や奥へ
- 棚や引き出しの中は、収納ボックスや仕切りを使ってゾーニング
- 足りない分は後付けの収納グッズで補う(突っ張り棒・カラーボックスなど)
- 収納グッズを増やす前にものの量の見直しをするのもおすすめ(次の引越し対策にもなる)

心のモヤモヤ&ホームシック編

引越しの手続きが終わり、生活も少しずつ落ち着いてきた頃。
ふとした瞬間に、心にじんわりと広がってくるのが「さみしさ」や「孤独感」。
自分の居場所がわからない
でもまたすぐ引っ越すと思うと、何かに本気になれない…
そんなモヤモヤがじわじわ心に積もってくるのも、転勤族ならではのリアルかもしれません。
ここでは、「引越し先で感じた心のモヤモヤ」を5つご紹介します。
「私だけじゃないんだ」と思えるだけで、少し心が軽くなるはずです。
知り合いがゼロで孤独感MAX
引越ししてすぐの頃は、周囲に知り合いがひとりもいない状態。
子どもとしか会話していない日が続くと、「私って孤立してるなぁ…」と不安になることも。
とくに、前の土地では当たり前のようにいた友人やママ友、職場の人たちなどの存在を思い出すと、余計に寂しさが募ってしまいます。
わかっていても涙が出そうになった日もありました
家族と過ごしていても、どこか孤独を感じる瞬間ってあるよね…
- 無理に誰かとつながろうとせず、「挨拶できる人が1人できたらOK」とハードルを下げる
- 自分の「好きなこと」を軸に、SNSや地域コミュニティでゆるくつながる
- 孤独を感じたら、「今日はひとりでもがんばった」と自分にやさしい言葉をかけてあげる◎

インスタで地元の友達が楽しそうで落ち込む
ふとしたタイミングで開いたSNS。
そこに並ぶのは、地元の友人たちの楽しそうな投稿や、おしゃれなカフェでのランチ風景。
- みんな変わらず仲良くしてるんだな
- 同窓会があったんだ…
- 環境が変わってるのって私だけな気がする…
そんな気持ちになって、画面を閉じたあとに押し寄せる孤独感。
自分から距離を置いたつもりでも、心の奥ではやっぱりつながっていたかったんですよね。
でも、今いる場所でできるつながりもきっとあるって信じたい…
- SNSを少しお休みして、今の生活に集中してみる(心が疲れているサインかも)
- 同じように引越しを経験した人のアカウントやコミュニティをフォローして、共感の輪を広げてみる
- 「見たくないものは見ない」という、自分を守る選択も
「ママ友できるかな」のプレッシャーがしんどい
子どもがいると、避けて通れないのが「ママ友づきあい」。
引越し後は特に、「浮いたらどうしよう」「話しかけられなかったらどうする?」と不安ばかりが募ってしまいます。
自分から声をかけるのも苦手。
でも無理して合わせるのも疲れる…。
そんな気持ちのまま、登校の付き添いや保護者会に出るたびに緊張してしまって、家に帰るとどっと疲れてしまうことも。
行事のたびに憂うつでした
- 学校は「子どもの様子を見にいく」場所。無理やりママ友になろうとしない
- 仲良くなれそうな人がいたら、挨拶の延長で少しだけ会話を増やしてみる
- 相性が合う人は自然とできていくので、無理せず「ご縁」を大切に◎
地元の言葉が通じなくて寂しい
新しい土地での生活に慣れようとしている中で感じる「言葉の違い」。
方言やイントネーションが違うだけで、自分の「よそ者感」を感じたり、会話のテンポに戸惑ったり…。
逆に、地元の言葉をつい使ってしまって「え?それ何?」と聞き返されたときの、なんとも言えない居心地の悪さ。
言葉って、意外と心の拠りどころになっていたんだな…と気づかされます。
言葉のニュアンスで伝わらないと、自分を説明するのにすごくエネルギー使うよね…
- その土地の方言を「新しい言葉」として楽しむ意識に切り替える
- わからない言葉があれば、思い切って聞いてみる(案外話のネタになります)
- 地元の言葉を使いたいときは、子どもとの会話などで自分らしさをキープしてOK!
「また引っ越すんだろうな」と思うと部屋づくりに本気になれない
せっかく新しい家に引っ越してきたのに、ふと頭をよぎるのが「どうせまた数年で引っ越すんだよね…」という思い。
家具の配置やカーテンの長さ、小物の色味。
こだわりたい気持ちはあるのに、「また全部片付けることになるんだよな」と思うと、テンションが下がってしまって、
なんとなく「仮暮らし」のような部屋ができあがってしまうことも。
一気に完成させなくても、心がほっとする「今の暮らし」を大切にしたいなって思うようになりました
- 全部を一気に整えようとせず、「ここだけお気に入り」なスペースを1つ作ってみる
- 移動しやすい収納アイテムや家具を選んで、引っ越し前提でも使える工夫をする
- 「今の自分」が心地よい空間を作ることが、気持ちの安定につながる
まとめ|困ったことがあっても、あなたはひとりじゃない
転勤族としての暮らしには、細かくてちょっとした「困った」が本当にたくさん。
地域のルール、買い物の勝手、子どもや家族の対応、そして自分自身の心の揺れ…。
どれも些細に見えて、積み重なるとじわじわ効いてくる。
でも、それって「慣れてないだけ」なんです。
ひとつずつ「自分のやり方」を見つけていけば、それがきっと暮らしの土台になるはずです!
「また新しい場所で一からか…」と不安になることもあるけれど、困ったことがあったら、こうして情報を探している自分がいる。
その行動力が、もう「ひとりじゃない」証拠です。
この記事が、少しでも「同じように感じてる人が他にもいるんだ」と思えるきっかけになりますように。