こんにちは、転勤族×Webライターのはつみんです!
ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
観葉植物のある暮らしに癒されて、気づけば窓辺に並ぶたくさんの鉢。
グリーンライフを楽しんでいる中、突然「引っ越し」の現実が訪れたら…あなたはどうしますか?
「この観葉植物たち、引っ越しでちゃんと運べるの?」
「引っ越し業者に断られたらどうしよう…」
「こんなに可愛がっているのに捨てたくない!けど、どうすればいいの?」
グリーン好きの転勤族にとって、観葉植物の引っ越しは小さなようで大きな問題。
このような気持ちでいっぱいになってしまうのは当然のことです。
この記事では、観葉植物を手放さずに引っ越しを乗り越えるための工夫をご紹介します。
梱包や運搬のポイントはもちろん、どうしても運べないときの選択肢や、引っ越し後も植物との暮らしを楽しむアイデアも。
観葉植物が引っ越しでダメになる…そんな悲しい結果を防ぐためのヒントをたっぷりお伝えします!
引っ越しがあっても、観葉植物との暮らしは続けられます。
まずはこの記事で、あなたの“好き”を守る方法を見つけてみませんか?
観葉植物は引っ越しできる?まず知っておきたい3つのポイント

観葉植物と一緒に暮らしていると、日々の癒しをもらえたり、暮らしの満足感がぐっと高まりますよね。
でも、いざ「引っ越し」が決まったとき、「あれ、この子たち、どうやって運ぶの?」と不安になることも。
実は観葉植物の引っ越しには、あまり知られていないルールや注意点があるんです。
まずは、グリーン好きの転勤族が知っておきたい現実を3つのポイントでお伝えします。
業者に断られることもある?標準約款の話
と思ってしまうのですが、実は、引越し業者は観葉植物の運搬を断ることができるんです。
その根拠となるのが、国土交通省が定めている「標準引越運送約款(ひょうじゅんひっこしうんそうやっかん)」というルール。
ここには「損傷しやすいもの、保管に適さないものについては、運送を断ることができる」と明記されています。
観葉植物は生き物であり、衝撃や温度変化に弱いため、業者としては運搬中のトラブルリスクが非常に高いものです。
運べたとしても「自己責任」が基本
観葉植物を「運べる」と言われたとしても、そこで安心してしまうのはちょっと危険かもしれません。
というのも、植物が引っ越し中に枯れたり、葉が落ちたりしても、多くの場合「自己責任」とされてしまうからです。
引越し業者によっては、「運びますよ」と言ってくれるところもありますが、実際のところ、運搬中のトラブル(鉢が割れる・葉が傷む・水漏れなど)は補償の対象外であることがほとんど。
そうなんです。
だからこそ、「大事な植物は自分で運ぶ」という選択肢も頭に入れておくおくのが安心ですよ。
枯れる・折れる…観葉植物の引っ越しリスクとは?
観葉植物は、見た目はおだやかでも、とっても繊細な存在。
特に引っ越しのタイミングでは環境が大きく変わるため、植物にとっても大きなストレスになります。
たとえばこんなことが起こってしまうかも…。
- 気温や湿度の変化でのダメージ
- 揺れや衝撃で枝や葉が折れてしまう
- 水やりのタイミングが乱れて根腐れを起こす
特に、大きな植物や葉がやわらかい品種は、ちょっとした衝撃や乾燥でも弱ってしまうことが。
だからこそ、運搬時の環境や取り扱い方には注意が必要なんです。
【体験談】「これ、全部運べるの?」転勤族の私のリアルエピソード

100円ショップで買ったひと鉢をきっかけに、観葉植物に囲まれた暮らしにすっかりハマった私。
グリーンインテリアを楽しみながら、大型の植物も続々と仲間入り。
窓辺はまるで小さなジャングルのようになっていました。
そんなある日、夫から突然のひと言。
「今年、転勤になるかもしれないよ」
あっ…そういえば私、転勤族の妻だったんだ。
思考が止まって、ようやく出てきた言葉はこうでした。
引っ越しのことなんて何も考えず、ただ「好き」という気持ちだけで増やしてしまった観葉植物たち。
そこから、私の「どうやって運ぶ問題」との格闘が始まりました。
やってよかった!大型植物の運び方と工夫
引っ越し当日が近づくにつれて、「あの背丈ほどある植物、どうやって運ぼう…」とドキドキしていました。
業者に相談しても、「運べないかもしれません」と言われ、自分で運ぶしかないと覚悟を決めたんです。
そこで私が実際にやってよかった工夫をご紹介します。
あったら便利!使ってよかったアイテムたち
自分で植物を運ぶって、正直かなり不安でした。
でも、いろいろ試してみる中で「これがあるとラク!」と感じたアイテムがいくつかあったんです。
引っ越しが決まったら、早めにそろえておくと安心ですよ。
- 不織布のカバー:全体をふんわり包んで葉の保護に◎
- 布団袋:大きめの鉢はこれに入れて持ち手を活用!
- 新聞紙やタオル:鉢と袋のすき間に詰めてグラつきを防止
- 軽量鉢(プラ鉢・布鉢):持ち上げたときの「うっ…」がないだけで、気持ちが断然ラク!
自分で運ぶときに気をつけたい!運搬のポイント
準備したアイテムを使っても、運ぶときに注意しないと、せっかくの植物がダメージを受けてしまうことも…。
「ただ車に積めばOK!」ではなく、ちょっとしたコツを押さえるだけで、植物への負担をぐっと減らすことができました。
- 水やりは2〜3日前からストップ(移動中の水漏れ防止)
- 車の後部座席にタオルを敷いて安定させる
- できれば午前中の早い時間に出発(移動時間をちょっとでも短くしたい)
「思ったよりなんとかなるもんだな」と感じられたことで、引っ越しそのものにも前向きになれましたよ。
「全部じゃなくていい」と思えた気づき
引っ越し準備を進めながら大きな植物たちを眺めていたある日、ふと気づいたことがあるんです。
どれも「好き」で集めた植物たち。
だけど正直なところ、中には「勢いで買ったもの」や「実はお世話が大変になっていた子」もいました。
最初は「全員連れて行くのが当たり前」と思っていたけれど、ひとつひとつ見つめ直してみると、
「暮らしに合った分だけを大切に育てるのも悪くないな」と思えるようになったんです。
そこで、植物好きの友人や知人に声をかけ、いくつか託していくことに。
譲った植物が新しい持ち主の元で元気に育っている写真を見せてもらったときは、なんだかほっとした気持ちになりました。
大切なのは、「自分が無理なく、心地よく付き合える量」。
それが、私なりの「グリーンとの距離感」のはじまりでした。
運べる?手放す?あなたの植物をチェックしてみよう

「観葉植物の引っ越し、どうしよう…」と悩んだときにまず大切なのは、「運べるもの」と「そうでないもの」を見極めること。
といっても、難しいことではありません。
いくつかのポイントをチェックしていけば、自然と「この子は連れていこう」「これは譲ってもいいかも」と、気持ちの整理がしやすくなります。
植物の大きさ・重さ・数で判断するポイント
観葉植物はサイズも重さもさまざま。
まずは物理的に「運べるかどうか」をチェックするのが基本です。
✔️ 大きさ
- 背丈が高い植物は運搬中に倒れやすく、破損のリスク大。
- 新居の玄関や通路を通るかどうかも意外と大事!
✔️ 重さ
- 土が入っている鉢は想像以上に重いものも。
- 特に陶器鉢は持ち上げた瞬間に腰を痛めそうになることも…。
- 軽量鉢や布鉢に入れ替えるのもひとつの方法。
✔️ 数
- 数が多いとそれだけ梱包・運搬の手間も増える。
- 「10鉢運べると思ったけど、現実は5鉢で限界だった…」とことも。(経験あるのみですが…)
無理にすべてを運ぼうとせず、「サイズ・重さ・数」の3つを冷静に見ておくと、あとで「やっぱり無理だった…」とならずに済みますよ。
鉢の素材や形も運びやすさに影響あり
観葉植物の重さや扱いやすさは、鉢の素材や形でも大きく変わります。
実際に運んでみて、「これ、もっと早く知りたかった!」と思ったポイントをご紹介します。
✔️ 陶器鉢は見た目は素敵、でもとにかく重い!
- 見た目に高級感がある反面、持ち運びはひと苦労。
- しかも割れやすく、衝撃に弱いため、引っ越しにはあまり向いていません。
✔️ プラスチック鉢は軽くて扱いやすい◎
- 水や土を入れても軽量。引っ越し時にありがたみを実感!
- 安っぽく見えがちですが、カバーをかければインテリア性も十分です。
✔️ 布鉢(不織布鉢)もおすすめ!
- 柔らかく、ぶつかっても割れないのが魅力。
- 折りたたんで収納できるものもあり、引っ越し先での配置替えにも便利です。
軽量鉢は、引っ越し以外にも普段の掃除や模様替えのときも楽々!
「見た目」だけで選ぶのではなく、「移動のしやすさ」や「今後の扱いやすさ」も含めて、鉢を見直してみるのもおすすめです。
「これは運ぶ」「これは譲る」と線引きする考え方
いざ引っ越しが迫ってくると、「全部は運べないかも…」という現実に直面することも。
そんなときに大切なのが、「手放す=失敗」ではなく、「選び直す=前向きな決断」と考えることです。
私はこんな基準で線引きをしました!
🌱 「これは運ぶ」と判断したもの
- 長く育ててきた愛着のある植物
- お世話がしやすく、サイズ的にも無理がないもの
- 子どもと一緒に育てた「思い出」が詰まっている子
🌱 「これは譲る」と決めたもの
- 勢いで買って増やしてしまった鉢
- 最近あまり元気がなく、お世話が負担になっていたもの
- 大きすぎて新居のスペースに合わなそうなもの
譲ると決めた植物は、近所の友人に声をかけたり、フリマアプリで引き取ってくれる方を探したりしました。
「大事に育ててくれる人が見つかってよかった」と思えると、心のモヤモヤもスッと軽くなるものです。
観葉植物を安全に引っ越すためにやっておきたい準備と工夫

「運ぶ植物が決まったら、あとは当日に向けて準備を進めるだけ!」
…と言いたいところですが、実はこの「準備」こそが、植物たちの無事を左右する大事なステップなんです。
梱包や運搬の仕方、引っ越し業者への確認など、ちょっとした工夫やひと手間で、植物にかかるストレスをぐっと減らすことができますよ。
ここでは、私が実際にやってよかったことやもっと早く知りたかったことをまとめてご紹介します。
梱包で気をつけたいことと便利なアイテム紹介
観葉植物を引っ越しで安全に運ぶには、梱包がポイントになります。
といっても、特別な道具が必要なわけではなく、身近なアイテムで十分に対応できるんです。
まずは、植物にダメージを与えないために気をつけたいポイントからご紹介します!
- 土がこぼれないように、鉢の上部をビニールやラップで覆う
- 枝や葉が折れないように、不織布や布でやさしくカバー
- 鉢が動かないように、段ボールや袋の中でしっかり固定
- 水やりは2〜3日前に済ませておくと水漏れリスクも減る
梱包するときには、こんなアイテムがあると便利ですよ。
- 布団袋・大きめトートバッグ:大型鉢をすっぽり入れられて持ち運びもラク
- 不織布カバーや毛布:葉や枝をやさしく保護
- 新聞紙・タオル:すき間埋め&緩衝材として大活躍
- 軽量鉢(プラ鉢・布鉢):入れ替えれば持ち上げたときのストレス激減!
自家用車で運ぶときのポイントとコツ
業者に頼めない植物を運ぶとき、自家用車を使う人は多いですよね。
私も「大事な子たちは自分で!」と、何鉢かを自家用車で運びました。
とはいえ、ただ車に積むだけでは不安…。
安心・安全に運ぶために、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。
✔️ 車に積む前の準備
- 水やりは2~3日前に済ませて、鉢の中が乾いた状態にしておく
- 葉や枝が伸びている植物は、やさしく束ねて広がりを抑える
- 鉢を包む布やタオルを用意しておくと安心
✔️ 積み込み時の工夫
- 鉢の下にタオルや段ボールを敷いて、滑りにくくする
- 倒れやすいものは、助手席の足元や後部座席の角に設置すると安定しやすい
- 植物同士がぶつからないように、間にクッション材や布を挟む
✔️ 移動中のポイント
- なるべく短時間で移動できる時間帯(午前中など)を選ぶ
- 暑い日や寒い日は、車内温度の急変に注意
- 直射日光やエアコンの風が植物に当たらないように気をつける
引っ越し業者に頼むなら、まずは見積もりチェック
「やっぱり植物も業者さんに運んでほしいな…」と思ったら、まずやるべきことは「見積もり時に植物の運搬について伝えること」です。
実は、引越し業者によって観葉植物の対応可否がバラバラ。
OKなところもあれば、「運べません」とハッキリ断られることもあります。
まずやるべきことは、見積もりのときに観葉植物の有無をきちんと伝えることです。
たとえば、「鉢植えの観葉植物が◯鉢あります」「大型の植物もあるのですが、運んでいただけますか?」と、事前に具体的に伝えておくだけで、トラブルの予防につながります。
ただ、こうしたやりとりを何社にも個別に聞いて回るのは大変ですよね。
そんなときに便利なのが、一括見積もりサービスです。
複数の業者にまとめて問い合わせができるだけでなく、対応可能な業者や引っ越し費用の比較も一目でわかるので、植物を運べるかどうかを含めて、スムーズに業者を選ぶことができますよ。
私は【LIFULL引越し】
事前に植物の運搬が可能かどうかを聞いておけるだけでも安心感が違いますよね◎
次の引っ越しも見据えて…観葉植物との「ちょうどいい距離感」を考えよう

引っ越しが終わってホッとしたのも束の間。
新居で植物たちを配置していると、「次の引越しでもまたこの子たちを全部運ぶのか…」と、ふと現実的な気持ちがよぎりました。
そこで考えたのが、無理なく、でもグリーンのある暮らしを楽しむための「ちょうどいい距離感」。
ここでは、植物との付き合い方を少し見直して、次の引っ越しでも慌てないための工夫をご紹介します。
増やしすぎないコツと、軽量鉢・小型植物という選択肢
観葉植物は見ているだけで癒される存在。
だからつい、「この子も可愛い」「あのスペースにちょうどいいかも」と増やしてしまいがちなんですよね。
でも、引っ越しのたびに全員を運ぶのは、かなりの重労働…。
そこで私が実践しているのが、増やす前に「管理できるか」を一呼吸おいて考えること。
ときには、「今ある鉢で十分幸せかも」と立ち止まる勇気も大切です。
また、増やすなら軽量鉢+小さめサイズの植物を選ぶのがおすすめ。
移動もラクで、掃除や模様替えのときのストレスもありません。
どうしても運べないときのグリーンの選び方
どれだけ工夫しても、どうしても運べない植物が出てくることもあります。
そんなときには無理に抱え込むよりも、「手放す勇気」や「新しい選択肢」を持っておくと、気持ちがぐっとラクになりますよ。
たとえば、信頼できる人に譲ったり、次の引っ越し先で改めて迎えたり。
「植物とのお別れ=終わり」ではなく、「グリーンとの暮らしをあきらめない」工夫ができるんです。
そこでおすすめなのが、フェイクグリーン(人工観葉植物)の活用。
最近のフェイクグリーンは本物と見間違うほど精巧で、水やり不要&移動もラクラク。
引っ越しが多い人にもぴったりなんです。
- 日当たりや湿度に左右されない
- 葉が落ちない&虫が出ない
- 軽くて扱いやすく、模様替えもしやすい
私も、育てにくい場所や大きな鉢の代わりにフェイクグリーンを取り入れてから、心に余裕ができて、グリーンのある暮らしをもっと楽しめるようになりました。
花瓶に挿したりちょっと置いておくだけでサマになるのもフェイクグリーンの良いところ。
あるとインテリアがぐっと引き締まるおすすめ品種は、こちらの3つです。
私が特に頼りにしているショップが 造花・フェイクグリーン専門店プリマオンライン さん。
どのフェイクも本物と間違うくらいのリアルさが特徴。
置くだけでお部屋が一気に垢抜けるから、インテリアに自信がない方にこそフェイクグリーンをおすすめしたいです。
まとめ|観葉植物は手放さなくても大丈夫。選び方次第で変わる転勤族のグリーンライフ
引っ越しと観葉植物って相性が悪い…と思われがちですが、工夫次第で一緒に暮らしていくことはできます。
もちろん、全部を運ぶのは難しいかもしれません。
でも、「これは一緒に連れていきたい」「これは誰かに託そう」…
そんなふうに自分なりの基準で選んでいくことで、グリーンのある暮らしを手放さずに続ける方法が見つかるはず。
植物を通して得られる癒しや、ときには達成感。
それを引っ越しで途切れさせてしまうのは、ちょっともったいない。
だからこそ、「自分が心地よく続けられる植物との付き合い方」を、今日から少しずつ整えていきませんか?