こんにちは、転勤族×Webライターのはつみんです!
ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
「また引越しか…」
そう思った瞬間から、なんだか胸の奥がずーんと重たくなる。
片付けが苦手な私は、引越しのたびに部屋をごちゃごちゃのまま追い立てられてきました。
ものが多すぎて引越し当日の朝まで荷造りが終わらず、何度もため息。
ものにあふれた部屋、何から手をつければいいのかわからない。
捨てられない性格のせいでクローゼットはいつもパンパン。
収納グッズを買い足しても、片付けられない現実は何も変わりませんでした。
「どうせまた今回も、業者さんに呆れられるんだろうな…」
そんな風に自分を責めながら、それでも動けない日々。
正直、心も部屋も散らかっていたあの頃。
でも、「ある一言」がそんな私を変えました。
その言葉をきっかけに、私は本当に大切なものを見極め、片付けに対して「前向きになれる自分」に変わったんです。
今日はその時のことを、正直にお話ししてみようと思います。
「片付けられない転勤族」だった私のリアル

片付けが苦手な私は、昔から「部屋がきれいだったことがない」タイプの人間でした。
ファッションや雑貨が大好きで、かわいいと思ったものはとにかく手に取ってしまう。
プチプラだったらなおさら。
「いつか使うかも」「季節が変わったら着るかも」なんて思いながら、とにかくものが増えていきました。
でも、その分だけ手放すことが本当に苦手で…。
クローゼットに入りきらない服たちは、部屋の隅にどんどん積まれていく。
収納グッズを買い足しても、片付くどころか部屋が狭くなるだけ。
片付かない部屋にいると気持ちがざわざわして、落ち着けない。
だからつい、外出してしまうんです。
外出が増えれば出費も増えて、貯金もできない。
そのくせ、家に帰ってきても気が休まらないから、ますますストレスが溜まっていく…。
来客があるときは、床に転がっているものをとりあえずクローゼットに押し込んで、ドアを閉めて「なかったこと」にしていました。
見えるところだけ片付けたふりをして、心の中では毎回「はぁ…」とため息。
我が家は転勤族ということもあり、数年ごとに引越しがあります。
そのたびに荷物をまとめるのですが、片付いていない部屋の荷造りって本当に地獄。
いつも引越し当日の朝までダンボールを詰めていて、間に合わないまま作業員さんが到着してしまうことも。
当然、荷物は多すぎて3人家族なのに(しかも子どもは未就学児)4トントラックが必要。
引越し業者の方に「かなり多いですね〜」と苦笑いされるのも、毎度のことでした。
私を変えた、たったひとこと

そんな「片付けられない人生」をずっと歩んできた私ですが、
ある日、たったひとつの言葉に出会ってガツンと衝撃を受けました。
「いらない物のために、家賃を払ってるって気づいてる?」
どこで見聞きしたのかはもう覚えていません。
でも、この言葉が、長年片付けられなかった私の心に深く突き刺さったんです。
私たち転勤族は賃貸暮らし。
そして限られたスペースの中で暮らしています。
それなのに私は、「ほとんど使っていないものたち」に、貴重な収納スペースを与えていたんです。
そしてその収納のために、毎月何万円もの家賃を払い続けていた。
これはもう、浪費以外の何ものでもない…!
しかも、収納スペースが足りないからといって新しい棚やボックスを買い足し、余計に部屋が狭くなるという悪循環。
家の中は、もはや「もののためにある場所」になっていたと気づきました。
この気づきをきっかけに、「このままじゃいけない」と思えたんです。
それまで何度も見て見ぬふりをしてきた片付けに、ようやく向き合う覚悟ができました。
片付けが苦手な人にこそ伝えたい!ラクに始める3ステップ

やらなきゃとは思ってる。でも、どうしても動けない
片付けられなかった頃の私も、まさにそんな状態でした。
だからこそ、最初の一歩は大きな目標じゃなくて大丈夫。
ここからは、片付けが苦手だった私が実際にやってみて、無理なく始められた「3つのステップ」をご紹介します。
ステップ①:まずはひとつ、手放してみる
今、目の前にある物の中から「最近使っていないな」と思うものを、ひとつだけ手放してみましょう。
捨てるのが不安なら、「とりあえず袋に入れて玄関に置く」だけでもOKです。
たったひとつでも手放す経験をすると、気持ちがちょっとだけ軽くなります。
「手放しても、意外と大丈夫だった」
その小さな成功体験が、次の一歩につながりますよ。
ステップ②:「次の引越し」をイメージして選ぶ
転勤族にとって、引越しは定期的にやってくるイベント。
そのたびに、すべての荷物をダンボールに詰めて運ぶのって、本当に大変ですよね。
だから、物を手に取ったときにこう考えてみてください。
荷造りする自分の姿を想像しながら考えると、自然と「いらないかも…」と思えるようになるはずです。
ステップ③:どうしても捨てられない物は「保留BOX」へ
そんなときは無理に判断しなくても大丈夫。
段ボールや大きめの箱に「保留BOX」を作って、判断できない物はそこにまとめて入れておきましょう。
そのまま数週間〜1ヶ月くらい経っても存在を忘れていたら、意外と手放せるかもしれませんよ。
存在を忘れたものたちは、BOXから復活させずにそのまま手放しましょう!
この3ステップは、どれも完璧を目指さないことが大事。
できることから、少しずつ。
片付けは、無理せず進めていくのがいちばんなんです!
片付けた後のリアルな変化とメリット

「片付けってやるまでは重い腰が上がらないけど、やってみたら案外すっきりした」
そんな話、聞いたことありませんか?
実は私自身も、少しずつ物を減らしていったことで「こんなに暮らしって変わるんだ!」と驚いたひとりです。
片付けを始めた当初は、「本当に意味あるのかな…」と半信半疑でした。
でも、行動してみたら、家の中も気持ちもびっくりするほどラクになったんです。
この章では、片付けを進めたことで私に起きたリアルな変化をお伝えしていきますね。
引越しトラックのサイズがダウン!費用も気持ちも軽く
片付けを始めてから迎えた次の引越し。
いつものように荷造りをしていたのですが、明らかに荷物の量が違うことに気づきました。
これまでは、3人家族でも4トントラックが必要だったのに、なんとそのときはこれまでよりもずっと小さいトラックでの引っ越しができたんです!
引越し業者の方にも「家族の人数の割に荷物が少ない」と驚かれたほどでした。
トラックのサイズが小さくなれば、当然見積もり金額も変わります。
実際、費用もぐっと抑えられて、引越し後の家計にも余裕が生まれました。
それだけでなく、「あんなに詰め込んでたんだな」と気づくことで、気持ちもスッと軽くなったのを覚えています。
荷解きが早く終わって、生活がすぐに整った
引越し後の生活で地味にストレスなのが、「段ボールがなかなか片付かない」こと。
これまでは、何がどこに入っているかわからないまま箱を積み上げて、とりあえず生活スペースだけ確保していました。
でも、片付けを進めて物が減ったことで、段ボールの数自体が大幅に減少。
しかも、手元には「本当に必要な物」しか残していないから、収納場所もすんなり決まりました。
結果、引越し後の荷解きは2日で終了!
(次の引越しまで「開かずの段ボール」を残していたことも…笑)
生活が整うと、子どものリズムや家族の気持ちにも余裕が生まれて、引越しのストレスがぐっと減りました。
家にいる時間が心地よくなった
片付けをして一番うれしかったのは、何よりも「家が好きになれたこと」でした。
以前は、物に囲まれてなんだか落ち着かなくて、つい外出ばかりしていたんです。
でも、物が減って空間にゆとりができると、不思議と心にも余白ができるような気がして…。
お気に入りのインテリアを楽しんだり、コーヒーをゆっくり飲んだり、ちょっとした掃除も面倒じゃなくなって。
そんなふうに「自分の暮らし」を味わえるようになったのは、片付けを始めたからこそだと思っています。
まとめ|あなたにも「気づき」の瞬間はきっと来る
私はずっと、「片付けられない女代表」みたいな存在でした。
部屋はいつもごちゃごちゃで、片付けようと思っても動けない。
そんな自分にイライラしながら、でも何年も何年も、変わらずに暮らしていたんです。
でも、あるひとことがきっかけで、「このままじゃいけない」と思えるようになりました。
それは、「いらないもののために家賃を払っている」という気づき。
今まで見えなかった「もったいなさ」に気づいた瞬間、私の片付けに対する考え方がガラッと変わったんです。
片付けって、完璧じゃなくていい。
毎日少しずつでもいい。まずは「ひとつ手放してみる」ことからで大丈夫です。
もしあなたが今、「やらなきゃと思ってるのにできない」と悩んでいるなら…。
その気持ちも、すごくよくわかります。
だからこそ、焦らず、自分のペースで。
あなたにもきっと、変われるきっかけがやってくるはずです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
これからも転勤族の働き方と在宅ワークについて発信していきます。
ぜひまた読みにきてくださいね。