Webライター

実録!40代未経験のWebライター、初案件獲得までのリアルな道のり

こんにちは、転勤族×Webライターのはつみんです!
ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。

「Webライターを始めたいけど、40代でも本当にできるの?」
「若い人のほうが有利なんじゃない? 未経験でも大丈夫?」

興味はあるけど、自分はただの主婦。
40代だし、特別なスキルもない…。
こんな不安を抱えて、なかなか一歩を踏み出せずにいませんか?

実は、私もまったく同じ気持ちでした。

40代で未経験。
転勤族だし、パートしかしたことないし、文章の仕事なんてやったことがない。
「こんな私に仕事なんて取れるの?」と、何度も思いました。

でも、そんな私でも初案件を獲得できたんです。
しかも、その仕事を通じて「いま、40代だからこそ求められる文章がある」ことに気づきました。

そこでこの記事では、現役Webライターの私が初めて仕事を取るまでのリアルな道のりをお話しします。

最初の一歩を踏み出せば、意外と道は開けるもの。
「どうやって初案件を取ったの?」と気になっているあなたに、ぜひ読んでいただきたいです!

Webライターを始めるならクラウドソーシング?でも私には無理かも…

「Webライターの初案件を取るならクラウドソーシング!」

そう知った私は、意気揚々とクラウドソーシングサービスに登録しました。
クラウドソーシングサービスとは、ネット上で仕事を探している人と仕事をしてほしい人同士をつなぐマッチングシステムのこと。
街の求人広告では見かけないような、パソコン1台でできる案件が数えきれないくらいたくさん載っています。

「これで仕事ができる!」と思ったのも束の間、見たこともない仕事の数々に圧倒され、急に不安に。
未経験OKと書いてある仕事はあるけれど、パソコンも使えない、文字通り「未経験」の私にもできるの⁉︎
と難しく見えてきたものです。

はつみん
はつみん
本当に応募していいの?
いやでも、落ちたらどうしよう…

若い頃は旺盛にチャレンジしていた私ですが、歳を重ねるうちに石橋を叩いて渡る性格に変わってしまっていたよう。
いろいろと考えすぎて動けなくなってしまいました。

とはいえ、悩んでいるだけでは何も変わらない

「とりあえず、ダメ元でもいいから勇気を出してひとつ応募してみよう!」

最初の1件を取るために、まずは行動するしかないと思い直したのです。

いざ応募!でも、本当に40代未経験でも通るの?

「とりあえず応募してみよう!」と決めたものの、実際に応募画面を開いたら手が止まってしまいました。

パソコン1台で働くWebの世界。
10代の頃から接客業中心で生きてきた私には、本当に未知のものだったのです。

「こんな私が応募していいのだろうか…」と、不安は募るばかり。
40代だしパソコンも満足にさわれない私が合格するわけないと思っていたんですね。

はつみん
はつみん
応募しても、やっぱり結局若い人が採用されるんだろうなぁ…。
文章の仕事には憧れているけど、自分に文才があるかどうかなんてわからないし、仕事になるのかな…。

ごちゃごちゃと考えてしまいましたが、「それでも、やらないと始まらない!」と自分を奮い立たせました。

「どうせダメなら、いまできることを精一杯やろう」と、見よう見まねでプロフィール文を整えたり、
「とにかくシンプルに、自分にできることを伝えよう」と提案文(応募するときの文面)を作ったり。

そして、ついに応募完了!
「どうせダメ精神」に支配され、決して前向きな気持ちとは言えなかったけれど、ついにやったぞ…!と達成感に満たされたのを覚えています。
(まだ応募しかしていませんが 笑)

初めて応募した案件…スキルレベルが足りず涙

私が初めて応募した案件は、20〜40代女性向けWebメディアの記事作成
文字単価1円、ライフスタイルジャンルのライティングでした。
整理収納アドバイザーの資格を持っているのに加え、インスタで暮らし系の発信をしていてフォロワーもそれなりにいたため、このジャンルならいけると思ったのです。

応募者多数の案件でしたが、返信をもらうことができました。
(応募したのに返信が来ないことが多く、むしろそれが普通なのです)
やり取りを進める中でクライアントから聞かれたのがこんな内容でした。

  • ライティング以外に、編集、リライトなども対応可能でしょうか。
  • 写真選定や投稿、CMSでのアップロードなどまで対応出来ますでしょうか。
  • クライアント情報を提供するようになるため、秘密保持契約など基本契約書などを交わして頂く事は問題ありませんでしょうか。
  • 仮にお願いした場合はいつから着手可能で、いつまでにどれぐらいの納品が可能でしょうか?

未知の世界だったのもありますが、まさに「ちょっと何言ってるかわからない」状態。

はつみん
はつみん
編集?リライト?CMSって何?
秘密保持契約ってなんか怖くない?
いつまでにどれくらいの納品なんて、やったこともないのにわからないよ!

さらに、「記事タイトル案も10本出してください」とも言われ、ズブの素人の私はすっかり怖気付いてしまい…。

もし仮に受かったとしても、こんなの絶対無理…!
スキルレベルのなさで自信が持てず、この案件は辞退することにしました。

40代未経験の私が受かった初仕事は、こんな案件でした

その後も、初心者OKの案件を中心に応募を続ける日々。
次に返信が来たのは、暮らしの悩みを解決するメディアのライティング案件でした。

クラウドソーシングではほとんどの案件で本契約に進む前に「テスト」があります。
スキルレベルをチェックするためのものですね。
テストに進むどころか返信がこないのが普通ですが、今回は初めてテストライティングを受けることに。

クライアントからマニュアルをいただき、いざ執筆!
初案件のチャンスにやる気MAXの私は、5日以内の提出のところを5時間で仕上げました 笑

そんな情熱もむなしく、この案件はテストライティングで不合格…

やっぱり、ライターに挑戦するからには、目指すのは継続案件。
収入を安定させるためにも、継続してお仕事をいただくことが必要なのです。

またまた応募を重ね、次に連絡がきたのはライフスタイルに関する初心者向けのライティング案件。
募集要項にこのような内容が書かれている、「The 初心者向け」な案件です。

  • GoogleやYahooなどのインターネットで調べて、ご自身の言葉でまとめていただくだけの簡単なお仕事です。
  • 初心者さん大歓迎!特別なスキルは一切不要です。
  • クラウドワークスで初めてお仕事される方も大歓迎!
  • インターネットで調べ物をしたことがある方なら、どなたでもできるお仕事となっていますので、安心してご応募ください。

初心者歓迎で、リサーチで書ける内容だったこと、専門知識が不要だったことは大きなポイント。
さらに、私の趣味とも関連していたので「これなら調べながらでも書ける!」と安心感がありました。
それまでに応募した案件の中でも、「絶対にとりたい」と思う気持ちが特に強かったのを覚えています。

そしてついに、テストライティングへ。
このときはさすがに2日かけてじっくり書き込み、無事に継続案件をゲットできました!

クライアントから

語り口がとても優しく、読みやすかったです。
ライターのお仕事が初めてとは思えないくらいまとめ方が上手でした!
ぜひ継続してお仕事をお願いしたいと思うのですが、いかがでしょうか?

とメッセージをいただいた時は、本当にうれしかったです。

はつみん
はつみん
40代は家事・育児・仕事の経験があるからこそ、実体験をもとにした説得力のある記事が書けます。
たとえば、「子育ての悩み」や「時短家事のコツ」は、実際に経験している人だからこそ書けるリアルな内容になりますよね。
これが若いライターには書けない強みなんです。

これからWebライターとして明るい未来が待っているに違いない!と思ったものでした。

初案件をこなして分かった!Webライターって、こんなに大変なの?

ついにライターとしての一歩を踏み出した私。

でも、いざ記事を書き始めて気づいたことがあるんです。

「これ、時給に換算するとすごく安いんじゃない…?」

このとき、私が受けた案件は1記事1500字以上、記事あたりの報酬は300円。
10記事まとめての支払いのため、報酬を得るには10記事すべてを仕上げる必要がありました。
未経験の私が記事を1本書くのにかかる時間は3〜4時間。
時給換算すると100円以下。
いわゆる「奴隷案件」だったのです…。

「ライターって、こんなに大変なの…?」

はつみん
はつみん
こんなの、働けば働くほど赤字じゃん!
Webの仕事ってキラキラしたイメージだけど、むしろ真逆じゃない!?

それでも「仕事をもらえたんだから頑張らなくちゃ!」と必死に書き続けました。
クライアントから受け取った構成をもとに、調べて、文章を整えて…。
趣味でブログや日記を書くのと、仕事として書くのは全然違うことを痛感しました。

でも、そんな中でも「ライターとしてのやりがい」を感じる瞬間があったんです。

クライアントから「文章が読みやすいですね!」とフィードバックをもらったとき。
「次もお願いします」と言ってもらえたとき。
たった一言でも、「私の書いた文章が役に立ってるんだ」と思えました。

「低単価だけど、私の文章を求めてくれる人がいる」と実感。
だからこそ、もっと上を目指したい!

初案件獲得はできたけど、甘くないのが現実

こうして、40代&未経験の私が、Webライターとして初めての仕事を獲得。
「ついに、家で働けるようになった!」とワクワクしていました。

とはいえ、当時の私はまだまだ駆け出しの「低単価ライター」
単価を上げる方法なんて知らないから、とにかく毎日、来る日も来る日も書き続けるしかなかったんですね。

そうすれば、いつか私も本やネットで見るような「月10万円」とか「Webライターで月収20万円」みたいなキラキラした世界に行ける気がして…。

そんな生活を続けること2年。
すっかり疲れ果てた私は、「このままじゃダメだ…」と思うように。
Webライターをやめるか続けるか悩んだ結果、最後の賭けに出ることに決めました。

その後の話は、以下のリンクの記事にまとめていますので、よろしければご覧くださいね。

このブログを読んでくださっているあなたには、私のように2年も悩んでほしくありません。
これからも、私の体験をもとに最短で理想を目指せるヒントになる記事を書いていきます。
ぜひまた覗きにきてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!